自粛より経済を回してくれ
地震の被災経験のある私が思うことは「自粛しないでくれ」ということです。
自傷的な「自粛文化」はやめてほしい
地震被害にあった時、ACジャパンのCMばかりを流したり、無関係の人たちが自粛しても、壊れた家は元に戻らず、私たち被災者の状況は改善されません。
だからこそ、自粛などはせず、積極的に経済を回してくれることが望ましいと考えます。
経済が活気づかない限り、低賃金で働かざるを得ない現実が待っています。
日本では大地震が頻繁に発生します。
毎回自粛すれば経済が持ちません。
2011年 東日本大震災 死者19,729人
2016年 熊本地震 死者273人
2018年 北海道胆振東部地震 死者43人
2024年 令和6年能登半島地震 死者73人(2024/01/04時点)
全壊で最大300万…貧弱な補助金
被災後の不安は、家族が無事であることが確認できた後に、お金の心配が残ります。しかし、被災者生活再建支援金が最大300万円というのは、実際には物足りない支援と言わざるを得ません。桁が一つ足りない。
万博の予算で熊本地震を2度復興できる
例えば、2016年の熊本地震では、全壊が8667棟、半壊が34719棟、一部破損が163,500棟という膨大な数の住宅が被害を受け、被害額は4.6兆円と言われています。
大阪万博に13兆円の予算が掛かっているそうですが、その金額なら熊本地震を少なくとも2度復興できるでしょう。適切なところに適切に分配すれば足りるのです。
政治家の皆様方にはどうか愛国心を持ってこの国を大事にしてほしいと私は強く願います。