コスパ最強の歯磨き粉「ガードハロー」なぜ安いのか?危険性は?
花王から発売されている歯磨き粉「ガードハロー」ですが、90円前後という安さから根強い人気があります。
それだけ安いと何か裏があるのではないかと思いますよね?
その辺を調べてみました。
ガードハローはなぜ安いのか
歯磨き粉の価格帯が150~500円であることから考えると90円前後で買えてしまうガードハローの安さは気になるでしょう。
ガードハロ―が安い理由を推測してみます。
- パッケージデザインが簡素だから
- CMを打たないから
- ターゲットが民間向けではないから?
パッケージデザインが簡素だから安い
製品開発の際に、まずはお客さんの手に取ってもらおうと各社パッケージにお金をかけてデザインするものですが、
ガードハローのパッケージはどうでしょう。
赤と青の配色でフォントを変えて文字を配置しているだけの非常に簡素な作りです。
パッケージデザイン面でのコストが掛かっていないように見えます。
CMを打たないから安い
テレビを見ていると、歯磨き粉のCMを見ることがあると思いますが、ガードハローのCMや広告等を見た事は一度もありません。
パッケージの簡素さから察するにCMは打っていないと思われます。広告宣伝費がカットされている分が価格に反映されているのでしょう。
ターゲットが民間向けではないから?
安さからか全国の刑務所や警察署、留置所などでガードハローが使われているそうです。
メーカーとしては、安定した納入先があるためCMを打つ必要はないし、パッケージのデザインを凝る必要も無いので低価格を実現できたのではないでしょうか。
「サッカリンナトリウム」に発がん性などの危険性は無い
ガードハローに甘味料として添加されている「サッカリンナトリウム」は発がん性があるため危険という意見がありますが、その情報には誤りがあります。
サッカリンナトリウムについては1960年代に行われたラットを使用した実験により、ラットに膀胱がんの発生が見られたため、サッカリンナトリウムには発がん性があると考えられて、一時は使用禁止になっていました。
しかし、その後のサルをはじめとしたさまざまな動物で試験が行われた結果、発がん性は示されませんでした。
サルに24年間サッカリンを投与し続けた試験結果も発表されましたが、サッカリンが原因とされる異常は発見されなかったそうです。
見直しを受けた現在は、発がん性物質リストからサッカリンナトリウムは削除されています。
ガードハロ―で十分
いかがでしたか?
歯磨き粉コーナーでひときわ安く売られているガードハロー、
安さから安全性などを不安に思う人は多いと思います。筆者も最初はそうでした。
調べてみた結果、これほどまで価格が安い理由にちゃんと相応なワケがありました。
安全性については含有している成分に「危険」なものはありません。
筆者の感想としては、ガードハローは大手メーカー「花王」が製造している良質な歯磨き粉です。
毎日使う消耗品だからこそ安くていいものを使いたいですね。